離乳食後期(9~11か月 カミカミ期)
生後9か月頃から1日3回食になります。お子さんの授乳のリズムに合わせ3回目を入れるようにしていきましょう。離乳食からとれるエネルギーや栄養素は1日に必要な量の6割から7割程度です。離乳食の後も飲めるだけ母乳やミルクをあげましょう。
食材の固さは、左右の奥の歯茎でつぶせるぐらいの固さ(バナナぐらい)のものが食べられるようになります。柔らかくゆでたものをみじん切りにしてあげるようにしていきましょう。食べられる食材の幅も広がるので、大人の献立の中から、薄味で柔らかいものをお子さん用に取り分けることができます。お父さん、お母さんと同じものを食べることによりおいしさを共有し楽しい食卓を心がけましょう。
このころになると食べ物への興味がわき、自分で食べたいという欲求がわいてきます。食べ物に手を伸ばすようになり、スプーンを持ちたがるようになるのもこの頃です。手づかみで食べられるものを用意してあげると、徐々に自分で手に取って口に運ぶようになります。お子さんは食べもの形や感触を手指で確かめているので汚れることもありますが、手づかみ食べのできる環境を整えてあげましょう。
- エプロンをつける
- 汚れてもいいように、シートなどをいすなどの下に敷く
- テーブルに手が届くように座らせる
- 柔らかくゆでた野菜はスティック状に持ちやすく工夫する
- 食べ物は少量ずつお皿に取り分けてあげる
- ご飯を小さなおにぎりにしてあげる など
前歯で自分に合う一口量をかみとる動きも出てきます、かみ切りやすい大きさのものを準備してメニューに取り入れましょう。自分でなんでもやりたい時期です。こぼしてもおおらかな気持ちで見守り食べる意欲を育みましょう。
作ってみよう離乳食(9~11か月献立)
【作り方】
詳しいお問い合わせは
御殿場市役所健康推進課 ☎0550-82-1111